「前回の公募がつい最近終わったばかりでは?」と思いながらも「小規模事業者。持続化補助金<一般型>」の第18回公募に関する公募要領が発表されたので記事にします。
この記事では、今回発表された第18回公募のスケジュールを中心に、申請準備のポイントを分かりやすく解説します。
第18回公募のスケジュール
まずは、最も重要なスケジュールを確認しましょう。申請の準備は、これらの日付を念頭に置いて進める必要があります。
項目 | 日程 | 備考 |
---|---|---|
公募要領公開 | 2025年6月30日(月) | |
申請受付開始 | 2025年10月3日(金) | |
事業支援計画書(様式4)発行の受付締切 | 2025年11月18日(火) | 前回通り10日前、申請締切より早いので要注意! |
申請受付締切 | 2025年11月28日(金)17:00 | 電子申請のみ。時間厳守。 |
見積書提出期限(採択後) | 2027年1月29日(金) | 採択後必須の手続き |
補助事業実施期間 | 交付決定日~2027年2月26日(金) | |
実績報告書提出期限 | 2027年3月10日(水) |
申請に向けた準備の流れ
補助金を活用するためには、計画的な準備が不可欠です。大まかな流れは以下の通りです。
- GビズIDプライムアカウントの取得
- 申請は電子申請システムで行うため、**「GビズIDプライム」**のアカウントが必須です。
- アカウントの取得には数週間かかる場合があるため、まだ取得していない方はすぐに手続きを開始してください。
- 経営計画・補助事業計画の策定
- 自社の強みや市場のニーズを分析し、どのような販路開拓に取り組むか、具体的な計画を立てます。(この段階で、見積依頼先もリストアップしておくと安心です)
- 商工会・商工会議所への相談と「事業支援計画書」の発行依頼
- 策定した事業計画書を持参し、地域の商工会・商工会議所に相談します。
- 内容について助言を受けながら計画をブラッシュアップし、「事業支援計画書(様式4)」の発行を依頼します。(締切:2025年11月18日)
- 申請書類の提出
- 電子申請システム上で必要事項を入力し、完成した事業計画書やその他必要書類を添付して申請を完了させます。(締切:2025年11月28日 17:00)
ここまでは申請までのスケジュールとなり、前回とスケジュール感は変わりはないです。 大きな変更点は提出し採択となってからののスケジュール提示があったことです。
今回のスケジュールにおける最大のポイント【前回からの変更点】
今回のスケジュールで最大のポイントは、採択後の「見積書提出期限」が公募時点で明確に示されたことです。これは前回までの公募と大きく異なる点であり、申請者は採択後も見据えた準備が必要になります。
- 見積書提出期限:2027年1月29日(金)
この期限までに、計画している全ての経費の見積書等を提出できない場合、たとえ採択されても採択が取り消しになってしまいます。 申請段階から、どの業者に何を依頼するのかを具体的に検討し、スムーズに見積書を取得できるよう準備しておくことが、これまで以上に重要です。
まとめ
小規模事業者持続化補助金は、事業の新たな一歩を後押ししてくれる強力な制度です。第18回公募のスケジュールが発表された今、早めに準備を始めることが採択の可能性を高めます。
おそらく交付決定が来年の2月以降となるので、来年の春以降に何かやりたい事業があるのであれば今から計画を下書きするのもいいでしょう。
特に、締切日程は意識し、計画的に準備を進めていきましょう。まずは公募要領に目を通し、自社の事業にどう活用できるか検討を始めてみてはいかがでしょうか。無料相談は随時受付しております。