インボイス制度の特例申請について、ご不明な点はありませんか?
以下の記事では、特例の対象となる方や、申請のメリット・手続きの方法について分かりやすく解説しています。 ご自身が対象になるかをご確認いただき、ぜひ申請をご検討ください。
小規模事業者持続化補助金
インボイス特例活用ガイド
インボイス制度への対応を、単なるコストではなく事業成長のチャンスに変える。そのための強力なツールが「インボイス特例」です。
補助上限額が大幅アップ!
インボイス特例を適用することで、通常枠に50万円が上乗せされ、補助上限額が最大100万円に引き上がります。
補助率はどちらも対象経費の2/3です。上限100万円の補助を受けるには、150万円以上の補助対象経費が必要です。
あなたは対象?インボイス特例 適用要件チェック
以下の3つのステップをすべてクリアする必要があります。一つでも当てはまらない場合は特例の対象外となるため、慎重にご確認ください。
インボイス発行事業者ですか?
補助事業の終了時までに「適格請求書発行事業者」の登録を受けている(または登録が完了する)ことが絶対条件です。
過去のステータスは?
以下のいずれかに該当する必要があります。
A) 制度移行者
2021年9月30日~2023年9月30日の間に一度でも免税事業者だった。
B) 新規創業者
2023年10月1日以降に創業した。
過去に採択されていませんか?
過去の公募で「インボイス枠」や「インボイス特例」で採択・交付決定を受けて補助事業を実施した事業者は対象外となります。
【判定】STEP 1, 2, 3 の全てをクリアした場合、インボイス特例の対象となる可能性が高いです!
申請時に必要な手続き
1. Jグランツでの入力
- 申請情報入力画面で「インボイス特例の設定」にチェックを入れる。
- 2019年〜2021年の各事業年度の課税売上高を入力する。A) 制度移行者のみ
- 宣誓・同意画面で「インボイス特例の申請に係る宣誓・同意書(様式9)」に同意する。
2. 登録状況に応じた書類の提出
- 【登録済みの場合】
「適格請求書発行事業者の登録通知書」の写しを提出。 - 【e-Taxで申請中の場合】
登録申請データの「受信通知」画面の写しを提出。 - 【郵送で申請中・未申請の場合】
申請時の書類提出は不要です。(実績報告時に登録通知書の提出が必須)
最大の注意点:オール・オア・ナッシング
インボイス特例を希望して採択された後、何らかの理由で特例の要件(例:期限内のインボイス登録完了)を満たせなかった場合、上乗せ分だけでなく、補助金全額(通常枠の50万円含む)が不交付となります。申請は慎重な経営判断です。